視察の様子

文部科学省文教施設企画・防災部 笠原文教施設企画・防災部長、高等教育局伊藤文部科学戦略官等が奈良国立大学機構(奈良教育大学・奈良女子大学)を視察しました。(11月11日)

  文部科学省文教施設企画・防災部 笠原文教施設企画・防災部長、齋藤計画課長、高等教育局伊藤文部科学戦略官、平野国立大学法人支援課長等が、令和4年11月11日に奈良国立大学機構(奈良教育大学・奈良女子大学)を視察しました。
 初めに、奈良教育大学では、奈良国立大学機構連携教育開発センターについて、赤沢センター長等から、奈良教育大学と奈良女子大学による「次世代の社会創造に資する『独創的、個性的に物事を創り上げていく力』を身につけるための教育システム」の開発に向けた活動状況や8月に開催された「奈良カレッジズ学問祭」の説明がありました。
  また、令和4年4月1日に奈良教育大学に新たに設置されたESD・SDGsセンターについて、中澤センター長や加藤奈良教育大学顧問等から、同学の3つの柱の一つである「持続可能な社会づくりに貢献できる教員の養成」に関するこれまでの様々な活動実績に加え、これからの同センターの活動として、「奈良教育大学ESD・SDGsセンターのキックオフと情報発信」、「ESD/SDGsの全国プラットフォームの形成」や「ESD・SDGsセンターとしての国際的な連携の開拓と事業展開」に関する説明があり、事業の高度化や国際化について意見交換が行われました。さらに、改修予定の美術・書道実習棟の外観に加え、学年別公開保育研究会が行われていた附属幼稚園の視察も行いました。
 続く奈良女子大学では、初めに奈良国立大学機構の法人本部棟を視察。岩田施設課長より外観や、奈良カレッジズ交流テラスの説明が行われました。
 その後、重要文化財の記念館を見学し、DMG MORI 棟(工学系H棟)へ移動。藤田工学部長より、棟内の各施設を説明した後、工学部の取り組みや今後の方針、課題点などについて意見交換を行いました。
 両大学とも短い時間ではありましたが、奈良国立大学機構の現状と目指す方向性を共有する有意義な機会となりました。

奈良教育大学での視察の様子


奈良女子大学での視察の様子