奈良カレッジズ学問祭

『奈良カレッジズ学問祭』を開催しました(8月25日~8月31日)

 奈良国立大学機構(奈良教育大学・奈良女子大学)は、令和4年8月25日~31日、法人統合のシンボリックな取組として、教養教育ウィーク『奈良カレッジズ学問祭』を開催しました。
 奈良カレッジズ学問祭は、諸学に触れ、知る歓びと考える愉しみを体感し、知的欲求の礎を築く祝祭的な知の一週間です。両大学の学生は、興味のある講義を所定のコマ数、自由に選んで受講することにより、教養科目「諸学への誘い」の単位を取得できます。両大学の教員10名、榊理事長に加え、奈良カレッジズ構想における中核機関から、奈良国立博物館井上館長、奈良文化財研究所本中所長、奈良先端科学技術大学院大学塩﨑学長が講義を行いました。学部学生のみならず、両大学の大学院生、附属学校の生徒や教職員も聴講し、現代アート、ブラックホール、奈良の伝統相撲、文化財、博物館、世界遺産、酵母、書道など多様な分野の研究、研究者としての経験を聴き、学問の面白さや奥深さを感じることのできる真夏の一週間となりました。
 受講人数(オンラインを含む)は、奈良教育大学・奈良女子大学併せて延べ2,199名でした。
 さらに、最終日には、スピンオフ企画として「学問サロン~テーブルを囲んでガクモン対話~」を開催し、学問祭に登壇した講師の推薦図書を企画展示した会場で、研究者と学生とが学問の楽しさ・魅力を語り合いました。
 『奈良カレッジズ学問祭』は、奈良国立大学機構が目指す総合知人材育成への第一歩となる取組です。来年度以降も継続開講します。