お知らせ
- ■学問祭スピンオフ企画~ガクモンストリートBMD2024~を8月29日(木)9時から開催します(全面オンライン)。学生・院生・高校生・教職員・奈良カレッジズ関係者など、ぜひご参加ください。案内のPDFはこちらです(2024.08.23)
- ■学問祭の講義科目「諸学への誘い」の受講・聴講案内( 実施教室やZoom等 )はこちらをご覧ください(学内および関係者向けです)(2024.08.22)
- ■「子宮頸がんと組織の歴史」(8/26(月)3コマ目)は、諸般の事情により中止することとなりました。ご了承ください。(2024.07.19)
- ■学問祭2024の内容に更新しました(2024.04.01)
- ■レポート合評セッションを開催し、受賞者3名の作品を公開しました(2023.12.18)
- ■学問祭2023の内容に更新しました(2023.04.01)
- ■教養教育ウィーク 奈良カレッジズ学問祭(略称「学問祭」)のページを開設しました(2022.04.01)
学問祭とは?
学問の面白さや奥深さを感じることのできる真夏の1週間。2024年度は8月23~29日の期間で開催予定です。
大学とは学問を深め、知を産み出す場所です。ではそもそも学問とは何なのか…。それを体感すべく、集中講義形式で学問の面白さや奥深さを感じることのできる科目「諸学への誘い(いざない)」と関連イベントをセットにしたものが「教養教育ウィーク 奈良カレッジズ学問祭」(略称「学問祭」)です。学外からの贅沢な講師陣も交えた、さまざまな分野の専門家が1コマずつ登壇(2024年度は15名)します。興味や関心を深めるもよし。新しい分野の扉を叩くもよし。自在に組み合わせて8コマ以上を受講し、自分なりの知的世界を構築するためのヒントや刺激に出会ってください。奈良女子大学と奈良教育大学が共同で開講する科目ですので、両学の学生が受講します。オンライン受講も可能です。
「諸学への誘い」&学問祭は下記を目指しています。
■礎(いしずえ)の形成:知る歓びと考える愉しさを体感。生涯つづくような知的欲求の礎を築く。
■諸学を知る:諸学のエッセンスに触れ、各自が探究したいジャンルに出会う契機とする。
■異分野の横断的把握:異分野・異領域についての学びを繋ぎ、融合する力を醸成する。
■交流:単位取得をめざす履修もワンショットの聴講もできる、柔軟な知的交流空間づくり。
はい。
奈良教育大学生は教養科目「諸学への誘いA」(2単位認定)もしくは「諸学への誘いB」(1単位認定)を、奈良女子大学生は教養教育科目「諸学への誘い」(1単位認定)を履修登録してください。前期科目です。昨年度以前に履修済みの人でも新たに単位認定されます。
全講義のうちから自由に8コマ以上を受講し、レポート(下記※参照)を作成して、単位が認定されます。2単位型履修である「諸学への誘いA」の単位認定方法は教育大学生向けに別途お知らせします。※レポート課題=受講した講義から2つを選び(3つ以上も可)、それらを自分なりに俯瞰し、関連づけたり融合させたりすると見えてくるものについて自由に論じたレポートを1本提出。
はい。
「単位取得は不要だが、ぜひ聴講したい講義がある」といったケースも歓迎です。大学院生や教職員もOKです。参加方法等は決まり次第この欄でお知らせします。
・奈良国立大学機構に属する奈良教育大学と奈良女子大学の共通科目として両大学生が履修します。
・開講形態=教室で実施する対面授業(8月23・24・27・28日)とオンラインのみによる遠隔授業(8月26日)があります。対面授業の日はオンラインでの同時配信も行います。
・オンライン受講用のZoom URLは履修登録や聴講申し込みをした人に別途お知らせします。
・会場となるキャンパスはタイムテーブルを見てください。
・教室は決まり履修登録者に周知したりシラバスに掲載したりします。受講前に確認してください。
シラバス入り口はこちら→ [教育大] [女子大]
※同じ科目なのでシラバス記載内容も共通です
講義内容
対面+遠隔授業:教室で実施(オンラインでも同時配信) 遠隔授業:オンラインで実施(教室での授業はありません)
パソコンでご覧の場合、ブラウザの幅を狭めていただくと各講義概要が見やすくなります。 ※印:奈良国立大学機構アドバイザリーボードメンバー
ゲスト講師プロフィール
※出講順。機関名をクリックすると各HPが別窓で開きます。- 金出 武雄(カーネギーメロン大学ロボット研究所 創始者記念全学教授)
- カーネギーメロン大学ロボット研究所へ
- 鈴木 智大(奈良文化財研究所 飛鳥・藤原地区遺構研究室長)
- 奈良文化財研究所へ
- 中川 あや(奈良国立博物館 学芸部教育室長)
- 奈良国立博物館へ
- 塩﨑 一裕(奈良先端科学技術大学院大学 学長)
- 奈良先端科学技術大学院大学へ
- 浅田 尚紀(奈良県立大学 前学長)
- 奈良県立大学へ
スケジュール
※各講師の名前をクリックすると紹介ページが別窓で開きます。
2コマ 10時45分~12時15分 |
3コマ 13時05分~14時35分 |
4コマ 14時50分~16時20分 |
◀︎開講時刻に注意してください | |
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8/23金 |
研究を楽しむ ―私の人工知能と ロボットの研究を通して― 講師:金出武雄(カーネギーメロン大学ロボット研究所) |
社会化と 相互行為から人間を考える 講師:粕谷圭佑(奈良教育大学) |
声楽って何? 講師:水野亜歴(奈良教育大学) |
奈良教育大学会場 |
8/24土 |
奈良の建築からアジアをみる 講師:鈴木智大(奈良文化財研究所) |
博物館で広がる 考古学研究の世界 講師:中川あや(奈良国立博物館) |
素粒子を見る工夫・ 素粒子から見る世界 講師:宮林謙吉(奈良女子大学) |
奈良教育大学会場 |
8/25日 |
お休み (単位履修外の自由参加企画を実施する場合は学問祭ウェブサイトでお知らせします) |
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8/26月 |
EUの機構と政策決定 ―加盟国を代表する 閣僚理事会を中心に― 講師:橋田力(奈良女子大学) |
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「国風」と「和風」 講師:西村さとみ(奈良女子大学) |
終日オンライン |
8/27火 |
日本住宅建築における、 ミニマルな美意識とその歴史 講師:坂井禎介(奈良女子大学) |
科学の目で見る 奈良時代の建築彩色 講師:青木智史(奈良教育大学) |
遺伝学、逆遺伝学 ―あるいは日本と米国― 講師:塩﨑一裕(奈良先端科学技術大学院大学学長) |
奈良女子大学会場 |
8/28水 |
南極氷床変遷史を 東南極から見る 講師:高田将志(奈良女子大学学長) |
学際研究のすすめ 講師:浅田尚紀(奈良県立大学前学長) |
新たな宇宙X線望遠鏡で 解明する激動の宇宙 講師:信川正順(奈良教育大学) |
奈良女子大学会場 |
8/29木 |
スピンオフDAY |
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9月下旬 予定 |
学問祭レポート合評セッション |
合評セッション
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<学問祭2024レポート合評セッション開催案内~ぜひご参加ください~>
◆ 日時:9月25日(水)14時~17時15分
◆ 場所:奈良カレッジズ交流テラス(奈良県奈良市北魚屋東町)
→奈良女子大学正門前の道路をそのまま北へ約50M進むと右手に見える白壁の建物の1階
◆ 趣旨:
・学問祭2024の課題レポートを学生や教職員がいっしょに読みあい、そこから展望できる新しい「知」について、楽しく意見交換するイベントです。融合・越境や閃きが重視される今日、その基盤となる「総合知を構築する力」を互いに育むチャンスです。
◆ 参加できる人:奈良国立大学機構(奈良教育大・奈良女子大学)に所属する学生・院生・教職員
※学問祭の講義を受講したかどうかに関係なく、ぜひ気軽に参加してください。
◆ 表彰:みんなに刺激や示唆を与えたレポートをその場で選び合い表彰します。
◆ 参考:取り上げるレポートは、下記の課題に沿って作成され、本行事のためにエントリーしてくださった10数本です。
<「諸学への誘い2024」の講義から自分が受講した2つ以上を選び、それらを自分なりに俯瞰し、関連づけたり融合させたりすると見えてくるものについて自由に論じてください。>
<レポート合評セッション エントリー募集>(チラシはこちら)
学生や教職員がいっしょにレポートを読みあい、そこから展望できる新しい「知」について、楽しく意見交換するイベントです。
◆ 学問祭「諸学への誘い」に履修登録している人は、自分の書く課題レポートでぜひエントリーしてください。
◆ 一般の方や高校生を含め、履修登録していない人もエントリーできます。
◆ エントリーしていない人も、合評セッション当日、気軽に参加してください。
【エントリー期間】
2024年8月30日(金)~9月12日(木)
【エントリー方法】
「諸学への誘い」履修登録者:
課題レポート提出時に、用紙にある「合評会エントリーチェック欄」に印を付けてください。
履修登録者以外:
学問祭2024「諸学への誘い」の講義を2つ以上聴講した人は、メール(下記アドレス)よりエントリーできます。(一般、高校生も可)
エントリー用アドレス:kyoyo-kyoiku@ml.nara-ni.ac.jp
<メール記載事項>
※件名に「合評セッション」、メール本文に①氏名、②所属、③メールアドレスを必ず記載し、レポートを添付して送信してください。
【お題】
「諸学への誘い2024」の講義から自分が受講した講義2つ以上を選び、それらを自分なりに俯瞰し、関連付けたり融合させたりして見えてくるものについて自由に論じてください。
【表彰】
みんなに刺激や示唆を与えたレポートを表彰します。
※賞状と副賞を授与します。
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■「諸学への誘い」への課題レポートのうち自薦・他薦のエントリー作品を参加者で読みあう自由参加のイベントです。
■ 2024年度合評セッション=作品エントリー期間:8月30日(金)~9月12日(木)、合評セッション行事開催:9月25日(水)午後
詳しくは、こちらをご覧ください
■【参考】2023年度版合評セッションの開催案内と結果はこちら
関連イベント
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■2024年度の関連イベント企画のうち、スピンオフ企画はこちらをご覧ください。
■2024年度の講師による推薦図書リストは下記です。 (書籍実物の展示案内はこちら)
■2024年度版オススメ図書はこれ!➞推薦の言葉はこちら
No. | 著者名 | 書名 | 出版社 |
---|---|---|---|
1 | 金出武雄 | 独創はひらめかない | 日本経済新聞出版社(Kindleバージョン) |
2 | G. ポリア 著 垣内賢信 訳 | いかにして問題を解くか | 丸善 |
3 | ランドル・コリンズ [著]/ 井上俊, 磯部卓三訳 | 脱常識の社会学 : 第二版 : 社会の読み方入門 | 岩波書店 |
4 | デイヴィッド・フランシス, スティーヴン・ヘスター著/中河伸俊 [ほか] 訳 | エスノメソドロジーへの招待 : 言語・社会・相互行為 | ナカニシヤ出版 |
5 | ホセ・カレーラス | 自伝ホセ・カレーラス 奇跡の復活 | 音楽之友社 |
6 | 関 孝弘/ラーゴ・マリアンジェラ 共著 | イタリア語から学ぶ ひと目で納得! 音楽用語事典 | 全音楽譜出版社 |
7 | 太田博太郎 | 奈良の寺々 | 吉川弘文館 |
8 | 藤森照信・山口晃 | 日本建築集中講義 | 中公文庫 |
9 | 奈良国立博物館 | 『特別展 大安寺のすべて-天平のみほとけと祈り-』図録 | |
10 | 奈良文化財研究所 監修 | 新装版『平城京のごみ図鑑 最新研究でみえてくる奈良時代の暮らし』 | 河出書房新社 |
11 | 高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 編 | 宇宙と物質の起源 「見えない世界」を理解する | 講談社ブルーバックス |
12 | 小林誠 | 消えた反物質 | 講談社ブルーバックス |
13 | Jean Monnet(ジャン・モネ) | Mémoires(回想録) | Livre de poche |
14 | Paul De Grauwe(ポール・デ・グラウエ) | Economics of Monetary Union(通貨同盟の経済学) | Oxford University Press(オックスフォード大学出版局) |
15 | 網野善彦 | 『増補 無縁・公界・楽』 | 平凡社ライブラリー |
16 | F.W.ニーチェ著,秋山英夫訳 | 『悲劇の誕生』 | 岩波文庫 |
17 | 大岡敏昭 | 清閑の暮らし 隠者たちはどんな庵に住んでいたのか | 草思社 |
18 | 飛田範夫 | 庭園の中世史 足利義政と東山山荘 2006.3 | 吉川弘文館 |
19 | 山﨑一雄 | 古文化財の科学 | 思文閣出版社 |
20 | 中井 泉(編)/日本分析化学会X線分析研究懇談会(監修) | 蛍光X線分析の実際 (第2版) | 朝倉書店 |
21 | マシュー・サイド Matthew Syed | 多様性の科学(原題:Rebel Ideas) | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
22 | ジェイソン・ヒッケル Jason Hickel | 資本主義の次に来る社会(原題:Less Is More) | 東洋経済新報社 |
23 | J. インブリー、K.P. インブリー、著、小泉格訳 | 氷河時代の謎をとく | 岩波現代選書 (1982年) |
24 | 杉村 新 | 大地の動きをさぐる | 岩波現代文庫 社会340 (1973年初版) |
25 | 土井邦雄 | 学長の回顧録 -在米40年、シカゴ大学名誉教授の波乱万丈研究人生- | インナービジョン |
26 | ロバート・カーソン | 46年目の光 -視力を取り戻した男の奇跡の人生- | NTT出版 |
27 | ミチオ・カク | サイエンス・インポッシブルーSF世界は実現可能か | NHK出版 |
28 | 小山 勝二・舞原 俊憲・中村 卓史・柴田 一成 | 見えないもので宇宙を観る | 京都大学学術出版会 |
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〒630–8528 奈良県奈良市高畑町
TEL.0742–27–9124
E-mail. kyoumu-tanto☆nara-edu.ac.jp
(メール送信の際は☆を半角の@に変換してください。)
奈良女子大学
近鉄奈良駅1番出口から徒歩約5分奈良女子大学 学務課 学務係
〒630–8506 奈良県奈良市北魚屋西町
TEL.0742–20–3233
E-mail. gakumukakari☆jimu.nara-wu.ac.jp
(メール送信の際は☆を半角の@に変換してください。)