科学ジャーナリスト 辻篤子氏(奈良国立大学機構アドバイザリーボード)による講演等を開催(2月19日)
奈良国立大学機構では、教育・研究、国際交流、地域連携・産学連携、芸術文化などに関し、法人及び大学の運営に資する助言を得るため、12名からなるアドバイザリーボードを設置し、各分野で高い見識を有する有識者の皆さまから講演や助言をいただいています。
令和8年2月19日(木)、元朝日新聞記者で、科学分野を中心とした報道に携わられた科学ジャーナリストの辻篤子氏を講師に迎え、「大学『広報』に求められるもの」と題した講演・意見交換会を、奈良カレッジズ交流テラスにおいて開催しました(奈良教育大学広報委員会・奈良女子大学広報企画室主催)。
講演では、「学内には宝となる情報が数多くあるにも関わらず、学内でも互いの活動を十分に知らず、また大学で起こっていることが外から見えにくい。その“すごさ”や“面白さ”が伝わっていない。まずは自らを知ることから始めてはどうか」との問題提起がありました。
また、記者としての豊富なご経験を踏まえ、これからの大学広報には、単なるPR(ピーアール)ではなく、PR(パブリック・リレーションズ)の視点が求められているとの指摘があり、その要点として、
1.継続的な対話関係としての「広報」
2.コミュニケーションとしての「広報」
3.相手を理解する姿勢
4.「信頼」というキーワード
を挙げられました。さらに、その根底には「大学として何を目指すのか」という明確な理念・ビジョンの共有が不可欠であるとのお話がありました。
意見交換では、参加者から「マスメディア関係者、受験生、教職員、卒業生、地域・社会とのコミュニケーションをより深め、持続的なリレーションシップを築いていきたい」「広報の専門人材の配置も検討すべきではないか」といった意見が寄せられ、機構及び両大学の広報の今後を考える上で、大変有意義な機会となりました。
辻篤子氏
講演会の様子
