*奈良教育大学では「教養科目」、奈良女子大学では「教養科目群」として単位認定
お知らせ
- ■教養教育ウィーク 奈良カレッジズ学問祭(略称「学問祭」)のページを開設しました(2022.04.01)
- ■学問祭<スピンオフDAY2022>の内容を「関連イベント」ページにアップしました。(2022.08.08)
- ■学問祭「諸学への誘い」科目をオンライン受講やスポット聴講する方へ (2022.08.24)
Zoomによる視聴のURL等は下記を御覧ください(学内者のみ閲覧可)
【奈良教育大学生・教職員】
「学務情報システム」のお知らせ、「WaWaOffice」の掲示板に掲示しています。
<学務情報システム>(学生・教員)
https://morganite.nara-edu.ac.jp/campusweb
<WaWaOffice>(教員・職員)
https://open-sp.nara-wu.ac.jp/portal/
【奈良女子大学生・教職員】
学内Proself Xドライブ→2022年度→教養教育科目→「諸学への誘い」フォルダ内の「聴講要領PDF」
<Proself ログイン画面>
https://webshare.cc.nara-wu.ac.jp/proself/login/login.go?AD=init
履修登録者にはLMS内「諸学への誘い」にも同じものを掲出しています。
学問祭とは?
学問の面白さや奥深さを感じることのできる真夏の1週間。2022年度は8月25~31日開催予定です。
大学とは学問を深め、知を産み出す場所です。ではそもそも学問とは何なのか…。それを体感すべく、集中講義形式で学問の面白さや奥深さを感じることのできる新科目「諸学への誘い(いざない)」と関連イベントをセットにしたものが「教養教育ウィーク 奈良カレッジズ学問祭」(略称「学問祭」)です。学外からの贅沢な講師陣も交えた、さまざまな分野の専門家が1コマずつ登壇(2022年度は14名)します。興味や関心を深めるもよし。新しい分野の扉を叩くもよし。自在に組み合わせて8コマ以上を受講し、自分なりの知的世界を構築するためのヒントや刺激に出会ってください。奈良女子大学と奈良教育大学が共同で開講する科目ですので、両学の学生が受講します。オンライン受講も可能です。
新科目「諸学への誘い」&学問祭は下記を目指しています。
■礎(いしずえ)の形成:知る歓びと考える愉しさを体感。生涯つづくような知的欲求の礎を築く。
■諸学を知る:諸学のエッセンスに触れ、各自が探究したいジャンルに出会う契機とする。
■異分野の横断的把握:異分野・異領域についての学びを繋ぎ、融合する力を醸成する。
■交流:単位取得をめざす履修もワンショットの聴講もできる、柔軟な知的交流空間づくり。
はい。科目名「諸学への誘い」を履修登録してください。科目の区分は、奈良教育大では共通科目内の"教養科目"、奈良女子大では教養教育科目内の"教養科目群"です。1単位が認定されます。
全講義のうちから自由に8コマ以上を受講し、レポートを作成。
レポートでは、<受講した講義のうちの2つほどを自分なりに俯瞰し、関連づけたり融合させると見えてくるもの>について述べてもらう予定です。
自分の関心や思いつきにひきつけて自由に書いてくれればよいので、難しく考える必要はありません。詳細や分量・提出方法・締め切りなどは履修登録者に別途告知します。
はい。「単位取得は不要だが、ぜひ聴講したい講義がある」といったケースも歓迎です。大学院生ももちろんOKです。教職員もOKです。参加方法等は決まり次第この欄でお知らせします。
・奈良教育大学と奈良女子大学の共通科目として両学学生が履修。
・開講形態=教室で実施する対面授業(8月25~29日)とオンラインのみによる遠隔授業(8月30日)があります。対面型の場合はオンラインでも同時配信します。
・オンライン受講用のZoom URLは履修登録や聴講申し込みをした人に別途お知らせします。
・会場となるキャンパスはタイムテーブルを見てください。
・教室は決まり履修登録者に周知したりシラバスに掲載したりします。受講前に確認してください。
シラバスはこちら→ [教育大] [女子大]
※同じ科目なのでシラバス記載内容も共通です
講義内容
※パソコンでご覧の場合、ブラウザの幅を狭めていただくと各講義概要が見やすくなります
対面+遠隔授業:教室で実施(オンラインでも同時配信) 遠隔授業:オンラインで実施(教室での授業はありません)
- 井上 洋一(奈良国立博物館長)
奈良国立博物館へ - 本中 眞(奈良文化財研究所長)
奈良文化財研究所へ - 塩﨑 一裕(奈良先端科学技術大学院大学長)
奈良先端科学技術大学院大学へ - 榊 裕之(奈良国立大学機構理事長)
理事長挨拶・プロフィール
スケジュール
※各講師の名前をクリックすると紹介ページ(外部サイト)に飛べます
2コマ 10時45分~12時15分 |
3コマ 13時05分~14時35分 |
4コマ 14時50分~16時20分 |
◀︎通常時間割より5〜10分後ろ倒しになっています | |
---|---|---|---|---|
8/25木 |
子どもの支援ニーズの多様化 ―小児医療の視点から― 講師:全 有耳(奈良教育大学) |
現代アートへの誘い 講師:長谷 圭城(奈良女子大学) |
天の川銀河中心の超巨大ブラックホール 講師:信川 正順(奈良教育大学) |
奈良教育大学会場 |
8/26金 |
奈良の伝統相撲考 ―“すもう”という名の舞― 講師:井上 邦子(奈良教育大学) |
古い書物に触れ、観察し、考える 講師:鈴木 広光(奈良女子大学) |
奈良女子大学会場 | |
8/27土 |
『自らの文化が生き続ける限り、その国は生きながらえる』 講師:井上 洋一(奈良国立博物館長) |
世界遺産 ―世界のスタンダードと多様性― 講師:本中 眞(奈良文化財研究所長) |
運動イメージと運動スキル 講師:中田 大貴(奈良女子大学) |
奈良女子大学会場 |
8/28日 |
お休み (授業外の自由参加企画を実施する場合は学問祭ウエブサイトでお知らせします) |
|||
8/29月 |
ランダムとはどういうことか 講師:篠田 正人(奈良女子大学) |
学力・研究力・創造力について考える ―自らの研究体験を基に― 講師:榊 裕之 (奈良国立大学機構理事長) |
「スーパーモデル」としての酵母 講師:塩﨑 一裕 (奈良先端科学技術大学院大学長) |
奈良教育大学会場 |
8/30火 |
文字と白と黒で描く ―仮名書道の造形美― 講師:北山 聡佳(奈良教育大学) |
SDGs‐ESD入門 講師:中澤 静男(奈良教育大学) |
つながり・コネ・ネットワーク 講師:水垣 源太郎 (奈良女子大学) |
終日オンライン |
8/31水 |
スピンオフDAY 午前10時~12時(展示は15時まで)、奈良女子大学敷地内コラボレーションセンター3階Z306&308にて開催 |
関連イベント
■行事名:学問サロン~テーブル囲んでガクモン対話~>
■日時:2022年8月31日(水)午前10時~12時(その場で読める推薦図書展示は15時まで)
■場所:奈良女子大学コラボレーションセンター3階Z306&308
■アクセス:奈良市北魚屋東町(下記マップ右上にある㉝番の建物です)
http://www.nara-wu.ac.jp/nwu/intro/access/campusmap/
■スピンオフDAYとは:学生・教員(研究者)等が自由かつ知的に交流する機会を設け、学問祭の目的をさらに楽しく多面的に追求する日。「諸学への誘い」科目単位履修の枠外で実施する自由参加イベントです。
縁日の出店をはしごするようにいろんなテーブルをまわって交流してください。
■下記の7つのテーブルが店開きします! ホスト名をクリックすると研究紹介サイトに飛べます。
■ 分野 ■ |
■ ホスト役 ■ (50音順) |
■ ひとことメッセージ ■ | |
---|---|---|---|
テーブル① | 体育学 |
井上 邦子 (奈良教育大学) |
体育やスポーツについてはもちろんのこと、サロンでは、コロナ禍にある今だからこそ感じる「からだ」についても視野を広げてお話できればと思います。 |
テーブル② | 臨床心理学 |
梅垣 佑介 (奈良女子大学) |
臨床心理学は生身の人のこころを扱う学問です。客観的事実や真理を追求するだけでなく、十人十色の体験や主観的事実を研究していく奥深さについて語り合いましょう。 |
テーブル③ | 社会学 |
小川 伸彦 (奈良女子大学) |
社会学とは実は人間と人間たちについて考える学問領域です。私がテーマとしている文化遺産論などを肴に、社会学的視点とはなんぞやを語り合いましょう。 |
テーブル④ | 教育DX |
小崎 誠二 (奈良教育大学) |
Pay、AI、メタバース…社会が高度情報化し私たちの生活は刻々と変容しています。ちょっと先の未来の夢について、DXをテーマにおしゃべりしませんか。 |
テーブル⑤ | 半導体電子工学 |
榊 裕之 (奈良国立大学機構) |
近年、スマホやLEDやEVなどが登場し、社会は大きく変化しましたが、それらを例に、人の研究力と創造力、新技術の功罪について考えてみましょう。 |
テーブル⑥ | 古生物学、進化生物学 |
半田 直人 (奈良女子大学) |
地球上の生物たちは過去の環境変化の中で進化と絶滅を繰り返してきました。そんな地球に起きた生物進化の様子を化石を通して考えてみましょう。 |
テーブル⑦ | 地域居住学 |
立松麻衣子 (奈良教育大学) |
住宅や地域は、子どもから高齢者までを受け入れ結びつける場所です。まちづくりの視点から社会問題を捉え対応策を検討する、こんな地域居住学のおもしろさに触れてみませんか。 |
■約30冊の学問祭的オススメ図書!〜展示とリスト配布〜
■「諸学への誘い」に登場した講師が、①影響を受けた本、②専門分野の入門書、③分野における研究や制作等の好事例、といった視点で推薦する魅力的な本たちがズラリと並びます
■それぞれの本には講師が書き下ろしたミニ紹介もつきます。
■2022年度版オススメ図書はこれ!
~推薦者のお名前と本の魅力を語る熱いメッセージは会場にて~
著者名 | 書名 | 出版社 |
---|---|---|
松永正則 | いのちは輝く わが子の障害を受け入れるとき | 中央公論社 |
絵・文 葉 祥明 | 生んでくれて、ありがとう | サンマーク出版 |
桝田 倫広 (監修), 鈴木 俊晴 (監修) | ゲルハルト・リヒター | 青幻舎 |
ゲルハルト リヒター (著), 清水 穣 (翻訳) | ゲルハルト・リヒター写真論/絵画論 | 淡交社 |
小山 勝二・舞原 俊憲・中村 卓史・柴田 一成 | 見えないもので宇宙を観る―宇宙と物質の神秘に迫る | 京都大学学術出版会 |
スティーブン・ホーキング | ホーキング、宇宙を語る:ビッグバンからブラックホールまで | 早川書房 |
稲垣正浩・今福龍太・西谷修 | 近代スポーツのミッションは終わったか―身体・メディア・世界 | 平凡社 |
松浪稔・井上邦子 | 現代スポーツ批評-スポーツの「あたりまえ」を問い直す | 叢文社 |
リュシアン・フェーブル、アンリ=ジャン・マルタン | 書物の出現 上下 | 筑摩書房 |
中野三敏 | 書誌学談義 江戸の板本 | 岩波書店 |
鈴木公雄 | 考古学はどんな学問か(ちくま学芸文庫) | 筑摩書房 |
田中琢・佐原眞 | 考古学の散歩道(岩波新書) | 岩波書店 |
佐藤信 | 世界遺産の日本史 | ちくま新書1651 筑摩書房2022 |
西村幸夫・本中 眞 | 世界文化遺産の思想 | 東京大学出版会 |
立花隆 | 脳を究める―脳研究最前線 | 朝日新聞社 |
松村道一、小田伸午、石原昭彦 | 脳百話―動きの仕組みを解き明かす | 市村出版 |
結城浩 | 数学ガール 乱択アルゴリズム | ソフトバンククリエイティブ |
M.ガードナー | ガードナーの数学パズル・ゲーム | 日本評論社 |
E.フロム | 自由からの逃走 | 東京創元社 |
内村鑑三 | 代表的日本人 | 岩波文庫 |
B. Alberts 他 | 細胞の分子生物学 | ニュートンプレス |
J. Miller 他 | mRNAワクチンの衝撃 - コロナ制圧と医療の未来 | 早川書房 |
黒田賢一 編 | 書法セミナー[かな] | 二玄社 |
村上翠亭 | 今さら他人に聞けない かなの疑問100 | 芸術新聞社 |
奈良教育大学ESD書籍編集委員会 | 学校教育におけるSDGs・ESDの理論と実践 | 協同出版 |
アントニオ・R・ダマシオ著、田中三彦訳 | 生存する脳 | 講談社 |
ジョン・アーリ | モビリティーズ――移動の社会学 | 作品社 |
マックス・ウェーバー | 仕事としての学問 仕事としての政治 | 講談社学術文庫 |
岡崎乾二郎 | 抽象の力 | 亜紀書房 |
■ポスターパネルを用いて、今回のホスト役以外の数名の研究者による研究の世界を紹介します。
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〒630–8528 奈良県奈良市高畑町
TEL.0742–27–9124
E-mail. kyoumu-tanto☆nara-edu.ac.jp(メール送信の際は☆を半角の@に変換してください。)
奈良女子大学
近鉄奈良駅1番出口から徒歩約5分奈良女子大学 学務課 学務係
〒630–8506 奈良県奈良市北魚屋西町
TEL.0742–20–3233
E-mail. gakumukakari☆jimu.nara-wu.ac.jp(メール送信の際は☆を半角の@に変換してください。)