令和7年2月7日
なら産地学官リカレント教育プログラム シンポジウム「みんなで歩むリカレント教育~プラットフォームの力を結集して~」を開催しました

 令和7年2月7日(金)ホテル日航奈良にて、なら産地学官リカレント教育プログラム シンポジウム「みんなで歩むリカレント教育~プラットフォームの力を結集して~」を開催しました。
 冒頭に本機構の榊 裕之理事長から開会の挨拶があり、前半の講演では、文部科学省総合教育政策局生涯学習推進課リカレント教育・民間教育振興室の西 明夫室長、経済産業省近畿経済産業局地域経済部地域経済課の大平 昌幸課長にご登壇いただき、リカレント教育推進について国際比較した日本の現状と課題、経済的視点で見た「人材」にかかる構造的な課題などについてそれぞれ説明いただきました。続いて奈良カレッジズ連携推進センターの伊﨑 昌伸特任教授から今年度の事業報告と、これから当機構が目指すリカレント教育について説明を行い、その後「ならの歴史・文化探究講座」プログラムを企画し、講師も担当いただいた奈良県立橿原考古学研究所の川上 洋一副所長から当該プログラムについての実施報告をいただきました。
 後半では、「地域を盛り上げるリカレント教育」という話題で、西室長、大平課長、「モチベーションとパフォーマンスの科学」の講義担当である株式会社教育総研の大坂 京子シニアマネージャーと、中小企業支援機関の奈良商工会議所連合会の峯川 郁朗事務理事そしてプログラム受講者4名を加えたパネルディスカッションが行われ、地域のニーズに応えるにはどのように連携して取り組んでいくかについて闊達な議論が展開されました。
 また、休憩時間や閉会後には、参加者による情報交換や交流が活発に行われました。
 今後も当機構では、本事業参画機関との連携を図りながら、奈良教育大学及び奈良女子大学の特色や強みを活かした「学び」を提供することに邁進いたします。

開会挨拶をする榊 裕之理事長
西 明夫氏による講演の様子
大平 昌幸氏による講演の様子
パネルディスカッションの様子