令和5年11月21日
トライアル講義 第9回目「中小企業のDX戦略」を実施しました。
講師は、NTTビジネスソリューションズ株式会社の藤林望氏です。

本講義は、文部科学省「地域ニーズに応える産学官連携を通じたリカレント教育プラットフォーム構築支援事業」の採択を受け、本格稼働に向けたトライアルとして企業経営者等に受講対象者を限定し、10月から全10講義を開設しているものです。
詳細はトライアル講義専用ページをご確認ください。

 11月21日には、NTTビジネスソリューションズ株式会社バリューインテグレーション部門統括部長の藤林望氏に講義を行っていただきました。講義では中小企業にとってDXは必要かという問いかけから始まり、DXに取り組んでいる会社は労働生産性や売上が向上しているというアンケート調査結果の紹介や、法改正への対応にはDXツールが必須となっているという実情を挙げられました。また、企業規模が小さいほどDXの取り組み比率が小さく、DXやITに詳しい人がいないことが直接的原因になっているとの指摘もありました。さらに、中小企業が目指すべきDXで、人材不足の対応策として外部の補助金や助成金を活用したアウトソーシングを行う場合の留意点、失敗例や成功例を紹介いただきました。講義終了後は「DXは企業価値を上げるか」、「研究開発部門におけるDX開発事例」などの質疑応答が活発に行われました。

講義の様子①

講義の様子②