令和5年11月14日
トライアル講義 第7回目「心のしくみ~共働・共創のために~」を実施しました。
講師は、薬師寺執事長の大谷徹奘氏です。

本講義は、文部科学省「地域ニーズに応える産学官連携を通じたリカレント教育プラットフォーム構築支援事業」の採択を受け、本格稼働に向けたトライアルとして企業経営者等に受講対象者を限定し、10月から全10講義を開設しているものです。
詳細はトライアル講義専用ページをご確認ください。

 11月14日には、薬師寺執事長の大谷徹奘氏に講義を行っていただきました。大谷氏は「心を耕そう」をスローガンに全国各地で法話行脚をされており、冒頭で「人と人との出会いは命を共有することである」とのお話から始まり、ビスマルクの言葉「愚か者は自分の経験に学ぶ、賢い人は歴史に学ぶ」を引用し、人生の歩き方を翻訳するのが僧の仕事だと述べられました。聴講しながら1枚のテキストに言葉を書き込み完成させる授業形態で、最後には受講生が一言ずつ感想等を述べ、大谷氏からそれぞれに丁寧なコメントをいただきました。人は協働し共創する生き物で、周囲との関係性が極めて重要であること、そのために自らの価値観を見つめ直す、つまり自分の心を耕し共に生きることが大切だと学び、また、真にpositiveに生きることで新たな価値の創造に繋がればと感じました。

講義の様子①

講義の様子②