本講義は、文部科学省「地域ニーズに応える産学官連携を通じたリカレント教育プラットフォーム構築支援事業」の採択を受け、本格稼働に向けたトライアルとして企業経営者等に受講対象者を限定し、10月から全10講義を開設しているものです。
詳細はトライアル講義専用ページをご確認ください。

　10月4日には、株式会社オフィスサキ・代表取締役社長で本学の工学部客員教授でもある秋山咲恵氏に講義を行っていただきました。1994年に自動検査装置メーカー「株式会社サキコーポレーション」を起業し、産業の空洞化やリーマンショックを経験しつつも、海外展開率70%の企業に成長させた秋山氏が、自身の体験談等に加えて、「起業は未来をつくり出すものであり、一発屋ではなくチャレンジをし続けること、最先端のチャレンジが顧客のソリューションになり成長するチャンスとなる」といった貴重なお話を頂きました。また、ダーウィンの進化論「環境の変化に自分を対応できるものだけが生き残れる」の引用は大変印象的でした。さらに秋山氏は、自身の経験をもとに、受講生との対話の中から新しい価値を創造するための心のハードルを下げるポイントを引き出され、受講生にとって満足度百点満点の講義となりました。