令和7年2月3日
第8回研究交流会「絵本の魅力の再発見」を開催しました

 令和7年2月3日(月)、奈良カレッジズ連携推進センターの異分野交流プロジェクト「NU cross」企画として、奈良教育大学および奈良女子大学の教職員や学生の相互交流・理解促進を目的に、第8回研究交流会「絵本の魅力の再発見」を開催し、両大学教職員や学生等計25名程度参加しました。
 前半は、外部からお招きした絵本作家で奈良教育大学卒業生ののマスダケイコ 氏より、絵本作家を志した理由や、これまでの絵本作家としての活動についてイラストとともにご紹介いただきました。また、中川愛 准教授より、絵本が与える影響に関する研究について紹介があり、絵本を読むことで、乳幼児から高齢者の語彙力の向上や脳の活性化に役立つことの説明がありました。
 後半は、「宇宙人かるたを作ろう!」というアクティビティが行われ、マスダ氏が描いたイラストに合わせて参加者が読み札を作りました。独創的なアイデアが多く見られ、最もユニークな読み札を作った参加者には、マスダ氏のサイン入り絵本がプレゼントされました。
 講演後には、マスダ氏の絵本製作のプロセスや、絵本と教育の結びつきについて質問があり、活発な質疑応答が行われました。参加者からは、「保育の授業で絵本を選ぶ際の参考になった」、「絵本作家になるまでのお話を聞いて勇気を貰えた」との感想があり、登壇者・参加者双方にとって有意義な時間となりました。

※ 次回の研究交流会の開催予定
  テーマ:「それでも書/描いた女性たち」
  講演者:愛媛大学 野村優子 准教授
      奈良女子大学 兒玉麻美 准教授
  日 時:2月14日(金)16時~17時半
  場 所:奈良女子大学 S126講義室
   https://www.nara-ni.ac.jp/nara_colleges/news/2024/20250214.pdf


研究交流会の様子
マスダ氏(左)と中川准教授(右)
アクティビティの様子
参加者との集合写真