奈良県との共催により、ベトナム文化講座を開催しました(2026年7月10日)
奈良国立大学機構国際戦略センターでは、奈良県との共催により、7月10日(金)、奈良カレッジズ交流テラスにおいて、
「のぞいてみよう!ベトナムの大学生活」と題したベトナム文化講座を開催しました。
本講座は、奈良県在住・在学・在勤の方々を対象に、ベトナムの大学生活や授業、食生活、学生の日常などを紹介し、
ベトナムの若者の暮らしや価値観への理解を深めるとともに、交流を促進することを目的として実施しました。
講師には、ベトナム出身で、奈良県の国際交流員(CIR)トン・バオさんをお招きし、
ベトナムの大学の現状やご自身の学生時代の経験を交えながらご紹介いただきました。
講演では、ベトナムには国家大学、国立大学、私立大学の3種類の大学があることや、大学生の多くが履修する必修または準必修科目として
「国防・安全保障教育(軍事教育)」が設けられていることが紹介されました。
この授業では、学生が数週間から約1か月間、国防教育センターなどに宿泊し、
軍服を着用して集中的に訓練や講義を受けることが説明され、参加者にとって印象深い内容となりました。
また、大学の学生寮では1部屋を6~8人程度で共同利用することが一般的であり、食事も大皿料理を囲んで分け合って食べる文化があることや、
ホームステイをしながら大家族の一員として生活する学生もいることが紹介されました。
日本では一人暮らしをする学生が多いことと比較しながら、ベトナムならではの共同生活や家族・地域とのつながりの強さについて
理解を深める機会となりました。
さらに、大学では新入生を歓迎するために、ダンスや歌などのパフォーマンスを取り入れた歓迎イベントが盛大に開催されることも紹介されました。
学生たちが華やかな衣装を身にまとい、ステージでパフォーマンスを披露する様子は、日本のアイドル文化を思わせるような一面もあり、
現代のベトナムの学生文化を知る貴重な機会となりました。
講座終了後には、奈良県による令和8年度次世代養成事業(ベトナム・フエ市派遣事業)の説明も行われました。
参加者にとって、ベトナムへの関心をさらに深めるとともに、今後の交流につながる機会について知ることができる有意義な時間となりました。
国際戦略センターでは、今後も奈良県との連携のもと、学生および地域住民の皆様に異文化理解と国際感覚を育む機会を提供し、
国際交流のさらなる促進に取り組んでまいります。
- ベトナム文化講座の様子
- 次世代養成事業(ベトナム・フエ市派遣事業)の説明


